クラシックブドウ浜田農園がある鹿児島県大隅半島の錦江町田代。
錦江町田代の風土や魅力をご紹介します。


清流と森の街「錦江町田代」

錦江町田代は鹿児島の南大隅半島の端の方にあり佐多岬の手前の山手にある場所です。
南国鹿児島にありながら「田代は夏も涼しい」と避暑スポットとしても人気があるのは、田代の大部分が標高500~900m台の国見連山に囲まれているから。
高地の盆地であるため、寒暖の差が大きく、平均気温も周辺の海岸沿いの地域と比較して2℃ほど低いと言われています。
年降水量は約2,500mmと多雨で、この雨が清流「花瀬川」と西日本最大級の「照葉樹林」、森林浴の森百選「奥花瀬」を育んでいます。

田代のおすすめスポット

花瀬川

清流「花瀬川」

田代町の中心を流れる清流「花瀬川」。
春は桜、夏はホタル、秋は紅葉、冬は雪、一年を通して美しい姿で楽しませてくれます。夏には花瀬川一帯を竹灯籠やキャンドルでライトアップした「やまんなか音楽会」が開催されます。

花瀬川石畳

花瀬川石畳

幅が100mにもなる指宿カルデラの溶結凝灰岩が2kmにわたり石畳を敷き詰めたようになっており、流れる水がさざ波をたて、水しぶきは花が流れているかのような模様を作り出しています。この景観が「花瀬川」の由来となっています。

お茶亭跡

お茶亭跡

花瀬川では江戸時代には、島津光久・重久・斉彬もこの地を訪ね、石畳で茶会を開いたと云われています。それをいまに残す茶釜の跡が残っています。

照葉樹林の森

照葉樹林の森

大隅半島の南部、九州百名山の稲尾岳・木場岳一帯の森林はタブノキ、イスノキ、アカガシが、原生の姿をとどめる西日本最大級の照葉樹林です。登山コース、散策コース、気軽な自然散策から登山まで楽しめるスポットです。

奥花瀬

森林浴の森百選「奥花瀬」

花瀬自然公園の上流約6kmの場所に自然の魅力に恵まれた奥花瀬渓流があります。ここ一帯はカシ、クスノキ、コジイ、ニレ等の自然林に囲まれた秘境の地で鹿児島県の森林浴の森百選にも選定されています。きれいに整備された遊歩道に沿ってニジマスの釣り場が設けられ、初春から秋までのシーズン中は釣り客や家族連れで賑わう。釣りに興味のない人も遊歩道から渓流を望みながらの森林浴散策で身も心もリフレッシュできると人気があります。

ニジマス釣り場

ニジマス釣り場

花瀬川上流、花瀬公園から約5kmのところにあり、清らかな渓流と自然林に囲まれた秘境で、初春から秋までニジマスの渓流釣り場が開設され、シーズン中は家族連れの釣り客で賑わっています。